英語発音 基礎編

言語
英語のスピーキングで「発音」、気になりますよね。
海外旅行に行って、うまく通じなかったこと。マクドナルドで注文できなかったなんてよくありますよね。恥ずかしいから、英語で喋るのを躊躇した。会話中、口がうまく動かず、思い通り発音できず、もどかしい。そんな経験、あるあるですよね。日本人は、発音に自信がない人がおおく。YouTubeでも発音トレーナーとして活躍されている方が多いですね。実際に発音を矯正しようと思い、発音教室に通えば、費用も結構かかります。語学学習、なんてお金がかかるんだ?と思われている方も多いと思います。今回は、海外旅行で、困らないためにも、英語らしい発音ができるような、ポイントと英語の発音矯正の方法についてご紹介します。

1つめのポイント:違いをしる

英語と日本語の発音の違いを下記に比較しました。

全く違いますよね。日本語は、他の言語とかなり異なった特徴を持っています。だから、英語習得が難しいのです。

英語 日本語
母音の数 米)40個 英)33個 5個(あ、い、う、え、お)
子音の数 28個 17個
リズムと
イントネーション
英語には強勢(強く発音)部分がある。そのリズムは波のうねり(強弱のうねり)のように、強と弱が交互に現れる。 一つの音が同じ間隔で発音される。
リズムの基は音節(母音を中心とした発音上の最 小単位)です。日本語のカナは1文字1音節で、音節がほぼ 同じ長さ、強さ、明瞭さで発音されます。
呼吸方法 横隔膜呼吸 胸式呼吸
発声方法 横隔膜呼吸で、お腹から息をしっかりつかった発声 喉を使うだけで発声

子音と母音の正しい音「基準」を知る 

 

 

 

 

 

発音を練習するには、まず音の「基準」を知る必要があります。

英語は、26のアルファベットから構成されていますが。音をみると、子音と母音を含めると60種類以上あります。その音を表示しているのが、発音記号です。目にするものの、発音記号どおり、確信をもって発音できる方は少ないですよね。

この辺りは、Youtubeに良い素材があり、教えてくれています。

ここでは、IPAについて、教えてくれています。IPAとは「International Phonetic Alphabet」の略で、国際音声学会が定めた音声記号のことです。

この動画では、発音記号をInternational Phonetic Alphabetとして説明しています。

44個の音をわかりやすく教えてくれています。

この動画を見て、正しい音を聞いて、マネをすることから始めましょう。

英語の発音のストレスとリズムを知る 

 

 

 

 

 

英語にはストレスとリズムがあります。英語は、強弱と音の長短に富んだ音楽的な言語で、感情を表現しやすい言語です。英語の歌が、リズミカルですよね。その音楽的な部分を作っているのが、ストレスとリズムです。

単語の中のストレス

ストレスとは、他より大きな声で、ゆっくり発声する部分のことです。

generation = geneRAtion
calendar =CAlendar
behavior = beHAvior

単語いうと、大文字で書いた所がストレスの部分です。

英語のリズムとは

リズムとは、強調する部分や母音を伸ばす事でゆっくりになるなど、早まったり遅くなったりする、スピードの緩急です。

これは、相手に内容を理解しやすくさせるために非常に重要です。たとえ子音や母音の音が少し間違っていても、ストレスとリズムをうまく付けてさえいれば、相手の理解度は断然高くなります。

そしてネイティブスピーカー特有の「ネイティブイングリッシュ」を演出しているのも、このアクセントとリズムです。

一連のスピーチの中での、ストレスとリズム

単語内に加え、センテンス、一連のスピーチの中にもストレスとリズムを付けます。そして、その付け方には規則性があります。

「内容語」はゆっくりストレスをつけ、「構造を作るための語」は早いリズムでリラックスして発声するのです。

内容語とは = 内容を理解するのに、重要な語 のことです。
構造を作るための語 = 文章の構造を作るための、繋ぎ的要素の強い語 のことです。

内容語」と「構造を作るための語」の例は、下記のようになります。

Content Words (内容語)

ストレスをつけて、ゆっくりのリズムで発声します。

内容を表す重要な語
名詞 dest,card, rain
主要な動詞 buy, watch, employ
形容詞 Interesting, long, hot
副詞 rapidly, firstly, simply
否定のための補助動詞 don’t, aren’t, can’t
Structure words(文章の構造を作る語)

リラックスして、早めのリズムで発声します。

構造を作る語
冠詞 定冠詞 the, a, an,
前置詞 on, at, from, to
代名詞 he, we, they
接続後 and, but, because
補助動詞 do, be, have, can, must

例えば、こんな感じです。

She has spoken her letter to her mother.
彼女はお母さんに手紙を読みました。

If my daughter  wants to study United States, I want her to be able to.
娘が海外で勉強したいという事があれば、そうさせてやりたいと思っています。

What I mean is, it’s important for us to gather the information quickly.
つまり、情報を早く集める事が大切です。

スピーキングを滑らかにする4つの方法

さて、発音の基礎となる母音・子音の音と、ストレス・リズムを理解したところで、さっそく身に付ける方法を見ていきましょう。4つです。

音読

 

 

 

 

 

一つめの方法は、音読です。これは、別の記事でも取り上げています。

ポイントは、内容を捉えるために読みましょう。そうすれば、先に述べた「内容語」にあたる単語を、無意識に強調して読むようになります。こうして、ネイティブのような音楽的な発音が、自然に出来るようになっていきます。

ネイティブのスピーチを聞いて、マネましょう

 

 

 

 

 

こちらも、英語力を上げるために、スピーチを聞こうということで、別の記事を書いていますので、ご参考にしてください。

好きなネイティブスピーカー、感動するネイティブのスピーチを、マネましょう。英語の字幕が付いているのを選んで見ましょう。

内容の素晴らしさに感動すると、自然と抑揚がつきます。また、憧れの人と同じように喋りたいという欲求は、練習のモチベーションにもなります。

ネイティブとのスピーキング

もし、あなたがネイティブの友人もしくは、英会話のレッスンを受けることができれば、一番よいのですが、実際の会話の中で同じことを何度も繰り返すことは難しいので、基本は自己練習が中心で、実践時に、もし録音させてもらえば、相手との会話の間や相手の発音も勉強できるので、一隻に二鳥です。

スピーキング練習でのポイントです。

ゆっくり話すよう心掛ける
練習では、「ペラペラ話せるようになりたい」という気持ちから、つい早口になってしまいます。流暢に話すというのは、早口で喋れる事ではありません。伸ばすところはしっかりと伸ばし、間も重要ですので、余裕をもてるようにしましょう。

シャドーイング

手本のスピーチを聞きながら、その話し方と同じように、平行してスピーチをすることをシャドーイングといいいます。ネイティブスピーカーのスピード、発音、抑揚をマネする中で、自然とそれが身に付きます。

3ステップで、シャドーイングの練習をリードしてくれています。

YouTubeではshadowingで検索すると、いろんな方のシャドーイング初心者の方もすんなり入れます。

まとめ

今回は、英語の発音の基礎と、その矯正方法についてお話ししました。いくつかの嬉しい効果があります。とくに、自信がつく、余裕をもって会話ができる。これは、日本人マインドマインドからの脱却として大きいです。

  • 発音がよくなる
  • リスニング力が伸びる
  • 自信がつく

正しい発音を身につけ、ネイティブ発音を目指しましょう!

 

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コメント

  1. まきまき36 より:

    シャドーイング始めて知りました!

    • Dr.HIDEさん Dr.HIDEさん より:

      コメントありがとうございます。すこしむずかしいので、上級者向けになりますね。私も時々練習しています。

  2. でめきん より:

    こんにちは!

    私も将来、
    英語を話せるようになりたいので、
    シャドーイングを取り入れて、
    ネイティブな発音を目指したいです!

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