この7月で、ANA SFC修行が無事終了し、「プレミアムメンバー事前サービス」の状態です!
基本的にANAでは、1〜12月の一年間で上級会員に必要なプレミアムポイントを貯め、12月末日時点で次年度のステータスが決定。
そして翌4月から、各ステータスに応じたプレミアムメンバーサービスを提供するというシステムなのですが、12月の末日よりも早く必要プレミアムポイントに到達した場合、翌年3月末日までそれぞれの特典を利用することができます。
アップグレードポイントなど、事前サービス期間中には一部除外される特典もありますが、おおよそ本サービスと変わらぬ内容の特典が利用可能です。
プレミアムメンバー事前サービス開始
SFC入会はWebから申込書を請求
というわけで、満を持してSFC入会申込書を請求!
カード種類と家族カード人数を選択して内容確認、送信すれば完了です。あとは申込書が届くのを待つだけ。2020年はコロナの影響で申込書が届くまで3週間以上かかることも。
家族カード申込書も同時請求可能
家族カードが必要な場合は、忘れずに選択しておきましょう!
家族カード申請の条件は、「本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く満18歳以上)の方」。
一見、一緒に住んでいる人だけが対象なのかと誤解しそうになりますが、これは同居が条件という意味ではありません。もしそうであれば、「かつ同居している場合に限る」と続くはずですし、国税庁HPにも「生計を同一に」は、同居・別居を問わないことが明記されています。
ちなみに、ANAマイルを家族分合算して使うことができる「ANAファミリーマイル」は、生計が同一かつ同居という条件がありますので、別居家族を入れることは出来ません。
事前プレミアムサービス
SFC申し込みも完了しましたので、他に使えないサービスがないか見て見ました。
国内線先行予約は電話で
プラチナサービス内容を一読し、「そうだ!国内線予約も一般発売より2週間早くできるんだった」と、ANAオンラインで6月下旬の空席状況を調べてみるも、検索できない?
プラチナサービスページの中にある先行予約受付開始日シミュレーションで見る限り??
よく読むと国内線先行予約はWeb上ですることが出来ず、プレミアムメンバー専用デスクに電話しないといけないんだそうです。
プレミアムメンバー専用ページもありますし、オンラインでも出来るようになるといいんですが。
カレンダーも事前プラチナは申込み不可
ANAダイヤモンド・プラチナ・SFCになると、希望者にダイアリー・カレンダー・手帳が送られて来るというサービスがあります。
一度申込をしておけば、翌年からは自動的に送られてくるそうです。しかし、これも事前プラチナは対象外。
事前プラチナと本プラチナ、違いは?
ご参考までに、事前プラチナと正式(次年度4月~翌年3月)の違いは下記になります。
特典内容 | 事前プラチナ | 本プラチナ |
プレミアムメンバー専用デスク | ○ | ○ |
ANAラウンジ利用 | ○ | ○ |
座席アップグレード(国内線) | × | ○ |
プレミアムエコノミーへアップグレード(国際線)※2019年9月終了予定 | ○ | ○ |
国内線先行予約 | ○ | ○ |
国内線座席指定の優先 | ○ | ○ |
予約時空席待ちの優先 | ○ | ○ |
特典航空券の優先 | ○ | ○ |
優先チェックインカウンター | ○ | ○ |
手荷物受取の優先 | ○ | ○ |
手荷物許容量の優先 | ○ | ○ |
専用保安検査場利用 | ○ | ○ |
優先搭乗 | ○ | ○ |
空港での空席待ち優先 | ○ | ○ |
成田空港マイカー・バレー優待 | ○ | ○ |
羽田空港駐車場優先予約 | ○ | ○ |
香港国際空港優先レーン | ○ | ○ |
アップグレードポイント | × | ○ |
フライトボーナスマイル | 90~95% | 95~105% |
ANA Gカード/カードプレミアム特別ボーナスマイル | ○ | ○ |
マイルからスカイコインへ特別倍率で交換 | ○ | ○ |
アップグレードポイントからスカイコインへの交換 | × | ○ |
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン優待 | ○ | ○ |
ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード ATMの出金手数料無料 |
○ | ○ |
80,000プレミアムポイント限定 「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券 |
× | ○ |
プレミアムメンバー限定ANAセレクション | ○ | ○ |
ライフスタイルマガジン | × | ○ |
ダイアリー・カレンダーのプレゼント | × | ○ |
一番大きな違いは、アップグレードポイントが使えないこと。
つまり、アップグレードポイントを使っての国内線プレミアムクラスへのアップグレードは不可ということになります。アップグレードポイントをスカイコインへに交換することもできません。
一方、元々アップグレードポイント不要である国際線プレミアムエコノミークラスへの変更は可能となっています。
それと、フライトボーナスマイルがちょっぴり少ない。
それでも、十分に使える制度だと思います。
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