iPad Air用のキーボードとしては、当然Apple純正のMagic Keyboardを選択している人が多いでしょう。しかし、キーボードにこの金額を出せないと感じる人も、少なくはないはず。似たような製品がAmazonなどで色々出ていますが一番の売りである充電しなくていいところとトラックパッドがいまいちというのが難点。Logicoolのこちらはお値段は少々しますが、マジックキーボードほどではありません。
マジックキーボードと比較すると
・トラックパッド付き
・Magic Keyboardより14,000円ほど安い
・デザイン・質感共に悪くない
・Magic Keyboardより角度調整が自在
なかなか、いいかもということで、実際に比較してみました。
FOLIO TOUCHの仕様
●本体サイズ (幅×奥行×高さ):256mm x 192mm x 21mm
●重量:646 g
●カラー:グレー
●キー構造:パンタグラフ
●キーレイアウト:78キー英語レイアウト
●キーピッチ:18 mm
●キーストローク:1.0 mm
●押下圧:60g
●ショートカット
FOLIO TOUCHの特徴
・トラックパッド、フルサイズキーボードを搭載
・前面や四隅も保護できるiPad Pro用ケース
・16段階のバックライト搭載
・Smart Connectorで接続
・Apple Pencilを収納
FOLIO TOUCHのいいところ
概ね購入前に想像した通りの使い勝手だった。「Folio Touchのいいところ」は以下。
①タイピングがしやすい
アップルストアで比較してみましたが、マジックキーボードで打ちにくいキーがありましたが、スマートキーボードフォリオではそんなに思いませんでした。しかしfolio touchはキーが右側も同じサイズなので押しやすい!
②キーボードをつけたまま色々な使い方
キーボードをつけたままそのまま本来の「タブレット」として使えました。しかしマジックキーボードは「PCライクとしか使えない」これが地味に使いずらい。やはりPCライクになったとはいえやはりiPadはタブレット。タブレットとして使う時にわざわざ外さないといけないのは苦しい。
Folio TouchはPCライクとしても使えるし、キーボードを180°折り畳んでタブレットモードとしても使え、YouTubeなどの映像を見るモード、アップルペンシルなどを使うモードなど、便利です。
③自由度の高い角度調節
パネルは自由に角度が設定できます。これが決めてとなって、購入した人も多いのでは!この自由度の高さは素晴らしい。Apple純正のSmart Keyboardにはできない非常に浅い角度にも設定できる。
④ペアリングや充電不要ですぐ使える
イマイチなところ
Folio Touchのイマイチなところですが、購入前からわかっていたこともありますが、実際に使ってみていくつか気づいたことがあります。
- 重さはやはり気になる
- バッテリーの減りがやや早い
- 放熱もイマイチ
Folio Touchの弱点として挙げられるのがその重さで、携行性がスポイルされてしまう。MacBookとさほど変わらない?ただし、充電器もMacBookのようなハイパワーなものである必要もない。周辺機器も含めればトータルで考えれば、やはりiPadは携帯に優れている。
最後にバッテリーの減りは早い気がします。キーボードをつけているので、その作業量が多いから、いつも使っているipad mini5とは直接比較はできないですが、すこし頭に入れておいた方がいいかも。
TrackPadの使い勝手は?
TrackPad便利派の意見でよく「キーボードから手を動かさなくてもカーソル操作できる」意見もありますが、使い始める前はどれだけ便利か未知数でした。実際に使ってみた感想は「あれば便利ですが、なくても困らない」と思います。
確かに画面を触るより、TrackPadを触る方が近いです。しかし、画面の下の方をタップするならさして大きな差はありません。TrackPadだとカーソルを引っ張っていく時間が必要になります。一方で、画面タップなら目的地に一直線です。画面タップの方がむしろ早い場合がありますね。
実際のアプリ画面では、かなりマウス操作しやすい設計にはなってきていますが、まだマウスだけでは完結できないので結局画面タップは必要です。アプリや操作によって器用に画面タップとTrackPadを使い分けるよりも、操作は画面タップで統一するとかんがえると、なくてもいいかなと思います。
まとめ
11インチのiPad Air 4をMacノートのように使いたい方におすすめのキーボードです。デバイスの保護機能も備えたケースも兼ねる一体型の製品。また、大型のトラックパッドを搭載していいます。このパッドはマルチタッチジェスチャーに対応しているため、セル範囲の指定やコピー&ペーストといった多様な操作が指先だけで行えます。
電源はデバイス本体のSmart Connectorから供給しますので、装着するだけでペアリングが完了します。使い勝手は良好です。ショートカットキーの機能を搭載しており、ホーム画面への移動や輝度調節などの機能に1タッチですぐにアクセスできます。
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