読書日記 『人生を変える「心のブレーキ」の外し方』

能力開発

最近、潜在意識に興味を持ち、多くのことを学んでいます。

少し古い本になりますが、私にとって気づきがありました。

 

一番大きな気づきは、

潜在意識は、私達が想像している以上に活動し、眠っている間も働いていると言われています。その巨大な潜在意識を、疲れさせているので、うまくいかないということです。

なぜ?

「答えが出るはずのがない質問を投げかけてしまうと答えを見つけるまで動こうとするため、無限ループにはまり疲れるばかり」

 たとえば、「どうしてボクは何をやってもダメなのでしょうか?」
というのは、決して答えが出ない質問です。

省略

「何をやってもダメ」なはずがない。いえ、私は別に、そ
しかし、感情をこめてそうボヤいたその瞬間から、潜在意識は、
「俺が何をやってもダメなのは、なぜなんだろう?よし、答えをサーチしよう!」と、バカ正直に答えを求めて動き出してしまうのです。

はじめに より  石井裕之:著  

石井裕之(いしい・ひろゆき)氏は、日本でも有数のパーソナルモチベーターです。ベースは、心理学と催眠療法とアメリカの引き寄せの法則を、日本人に理解しやすく説明してあると思います。

心にブレーキをかける原因

この本は知識を学ぶためとか、楽しむための本ではなくて、あなたの目標を叶えるため、そのためだけに作られた本
とは違います。

成功者の本を読んで興奮し、『よし、今日から頑張ろう!』と決意する。しかし、1週間もすると、いつもの自分に戻ってしまう。

そんな経験は、誰にでもありますよね。著作では、下記のように説明しています。

 どうしてヤル気は長続きしないのでしょうか?
どうして感動はすぐに冷めてしまうのでしょうか?

それは、あなたの心にブレーキが働くからです。

この「心のブレーキ」の正体を見極めることさえできれば、逆にそれを利用して、ヤル気や感動を燃やし続けることができ、したがって、スムーズに目標を実現することが可能になります。

このブレーキを手なずけるヒントは、あなたの潜在意識にあります。
潜在意識と言っても、難しいものでも、怪しいものでもありません。要するに、あなたのもうひとつの心のことです。
ダイエットしようと思っても、つい食べ過ぎてしまう。
落ち着こうと思っても、イライラしてしまう。
企画書を書かないといけないんだけど、なかなかヤル気にならない。
そんなふうに、自分の思いとは反対に動く心があることは、あなたも経験から気づいているはずです。それがあなたの「もうひとつの心」、つまり、「潜在意識」なのです。

 『「心のブレーキ」の外し方』 はじめに より  石井裕之:著  

「もうひとつの心」

つまり、潜在意識が、やる気にブレーキをかけている。
それは、具体的にどういう意味でしょうか。

「潜在意識」の重要な性質

 

潜在意識とは、普段、自分では認識できない頭脳の領域です。頭脳の90%以上を潜在意識が占める、という専門家もいます。

願望や目標を叶えるためには、この潜在意識の力を借りることが、一番の近道だと言われています。

潜在意識の押さえるべき重要な性質、それは、「現状を維持しようとする」ことです。

潜在意識自身には、「金持ちは良いことで、貧乏は悪いことだ」という区別は、一切ありません。ただ単純に、メカニズムとして“現状を維持”しようとしています。

今の自分から抜け出そうとしたとき、この“現状維持”の働きは、マイナスに作用します。
具体的には、「潜在意識を、少しずつ現状にならしていけばいい」とのことです。

 止まっている車はできるだけ止まっていようとします。
だから、最初に車を動かすときには大きなエネルギーが必要になります。ローギアに入れて、ゆっくり車を動かす必要があります。
しかし、いったん車を動きはじめて加速がつくと、今度は止めることのほうがたいへんです。ブレーキを踏み込んでも急には止まらない。停止させるには相当のエネルギーが必要です。
当たり前のことだと決めつけずに、どうぞ、少しだけ考えてみてください。

最初の一歩こそ、一番大きなエネルギーが必要なのだ

ということの事実の重要さに、改めて気づくはずです。

 『「心のブレーキ」の外し方』 Therapy1 より  石井裕之:著  

動き始めるときに、一番大きなエネルギーが必要です。

潜在意識の”現状維持”という引力に逆らい、自分の望む方向へ動き出すための具体的な方法論をまとめています。

感情より最初の一歩(行動)で動き出す力

 

やる気を起こさせる「感情」は、すぐに消えてしまいます。
それは、感情は受動的であり自分の自由になることがないためです

 放っておけば消えてしまう感情を、行動に変えることによって定着できるのはなぜか?それは、

受動的な体験を、能動的な体験にシフトしたから

なのです。
今までは助手席に乗せられていたあなたが、今度は自分で”ハンドルを握る”ようなものです。湘南に行きたければいいし、パーキングエリアで休憩したければいつでもそうできる。このドライブは、あなた自身のものとなります。

 『「心のブレーキ」の外し方』 Therapy2 より  石井裕之:著  

実際に行動に移すことが、何よりも大事ということです。

最初は、潜在意識の抵抗が大きいのですが、いったん動き出せば、ずっと楽になる。「最初の一歩」に全力を注ぐことが重要であると言っています。

潜在意識はこうやって疲れる

 

気持ちが落ち込むほどの出来事があったわけでもないのに、ただ何となく、心に力わいてこないという人は多いと思います。

これには、共通する特徴があります。
それは、「答えが出ない質問を自分に投げかけてしまっている」ことです。

 たとえば、「どうしてボクは何をやってもダメなのでしょうか?」
というのは、決して答えが出ない質問です。

出るはずがありません。「何をやってもダメだ」という間違った情報が前提になっている質問だからです。だって、「何をやってもダメ」なはずがない。いえ、私は別に、その人を励まそうとしてそう言っているわけではないのです。事実として「何をやってもダメなはずがない」から、そう申し上げているだけです。
現に、歩けるし、しゃべれるし、呼吸だってできる。本当に「何をやってもダメ」なら、そもそも、この年まで生きてこられたはずがないでしょう?今、生きているということは、今日までサバイバルしてきたってこと。「何をやってもダメ」なら、生き残れるはずがない。
そんな明らかな矛盾にも気づかず、その人は、「なぜ、自分は何をやってもダメなのか?」とひたすらボヤく。それがすっかり習慣になってしまっているのです。
しかし、感情をこめてそうボヤいたその瞬間から、潜在意識は、
「俺が何をやってもダメなのは、なぜなんだろう?よし、答えをサーチしよう!」と、バカ正直に答えを求めて動き出してしまうのです。

 『「心のブレーキ」の外し方』 Therapy4 より  石井裕之:著  

潜在意識は、自分の考えたことを、忠実に実現させようと働きます。

そういうわけで、普段日常的に考えたり、口にしたりする言葉が大事です。また、目標や将来の自分のなりたいイメージが具体的であればあるほど、良いと言われています。

時間の概念がない潜在意識 現在がすべて

 

ここも、驚くべき気付きでした。潜在意識には、「時間」という概念がないということです。

潜在意識にとっては、「過去の実績」に意識がなく、現在の自分をどう思うか、です。

 いくら、過去の”実績”に自信があっても、潜在意識にはそれが理解できません。
しかし、”実績を生み出した自分の力”に自信があるなら、潜在意識はそれは理解できます。「なるほど、オレは結果を出せる力があるのだな」と理解し、そのようにあなたを導いてくれます。
ということは、

あなたが自分の力に自信をもっていさえすれば、潜在意識にとっては、その自信に根拠があろうがなかろうが、どちらでも同じことだ

ということになります。
”根拠のない自信”などと言うと、軽蔑を込めた表現として使われることが多いですが、潜在意識的にみると、

根拠がないからこそ本物の自信

なのです。
過去の実績などの根拠がある場合、それは、”今の自分の力”に自信があるというより、”過去の実績”に自信があるということです。実績があるなら、自信があっても当たり前です。しかし、その当たり前の自信は過去のものに対する自信です。
だから、実績がないのに、今の自分の力に自信がもてるとしたら、それこそが本物の自信だと言えるのです。

 『「心のブレーキ」の外し方』 Therapy6 より  石井裕之:著  

最初から実績のある人などいません。

必要なのは、実績の裏付けがない「根拠のない自信」です。
どんなに歌が上手な人でも、初めて大勢の前で歌うときには、震えるくらいの緊張しますよね。

「自信があるかのような自分」を演じる。そのうち、いつのまにか本当の自信がついてきます。

私たちの潜在意識には、そんな大きな力があるということです。
仕事もプライベートも、潜在意識を使って、より豊かにしていきたいと思いました。

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