読解力を高めるフィンランドメソッド 知ってます?

子育て

「フィンランドメソッド」という言葉を聞いたことありますか?

北欧の国フィンランドは、「教育先進国」として近年、世界中の注目を集めています。フィンランドメソッドは、OECDの学力調査(PISA)で世界一となったフィンランドの教育方法を取り入れたものです。この教育法で、どの分野でもバランスよく上位なうえに、特に、読解力は圧倒的に世界一のメソッドです。子育てのだけではなく、英会話のコミュニケーションにも有効ですので、ぜひ取り入れてみればと思います。

では、なぜ、読解力が大切なのか。

読解力とは、グローバルコミュニケーション能力のことです。

自分の言いたいことが伝わらない、

相手の言いたいことが理解できない、

人間関係や、お仕事においても、

どんな言語であっても大切にしたい能力ですよね。

フィンランドで力を入れているメソッドの4つの柱から成り立っています。

【発想力】

マインドマップを利用するといいと思います。マインドマップは、用紙の中央に議題となるメインテーマを配置します。テーマから連想されるアイデアや情報を独立して、どんどん書いていきます。その書いた内容を線で繋げながら、分岐させるように展開していく思考方法です。(ポストイットでも簡単にできます)

簡単なものから始めると、お子さんもすぐに覚えます。大人より発想力が素晴らしいので、あっという間にいろいろかき出してくれます。

マインドマップは、1970年代に活躍した英国人作家のトニー・ブザン氏が「マインドマップ」という言葉を世に広めました。この方法で整理すると、頭が飛躍的にスッキリします。それは全体像を最初に知ると、理解の速さがまるで違うという研究結果もあるそうです。

【論理力】

「どうして?」と問うことで拡がる力です。

私は若い頃から、いろんな国に旅をしたり、出張で海外に行くことが多かったです。他国の子達から、「どうして?」をずいぶん浴びました。日本人て、このような質問を受けると、戸惑いますよね。どうして?って言われても、、。って思っていました。これは日本の教育システムと大きな関係があります。先生から言われたことをそのまま、受け取ることが、学びだと教えられました。

「どうして?」を問うことで、

「◯◯だから、◯◯だと思う。」

原因と結果を考えることによって、

より理解が深まります。

伸ばしたい力はあくまで、

正解を出すことではなくて、

素直に理解し、相手に

わかるよう相手に渡すことだと思います。

【表現力】

フィンランドメソッドでは、

言葉を使った表現力に尽力しています。

人物画を見て説明する

例題:この写真の人物はどんな気持ちですか?

[意見] ウキウキした気持ちです。

[理由1] お誕生日のプレゼントを貰いました。

[理由2] ぬいぐるみとお話ししています。

[理由3] お天気も良くて、気持ちがいい。

フォーマットに従って作文を作ってみる。

フォーマットにそった文章の練習法で「言いたいこと」を伝える力がつく

・例 作文を書く時。

第一段落:あなたの名前と生年月日と家族構成を書きましょう。

第二段落:あなたの好きなことを書きましょう。

第三段落:その理由を書きましょう。

第四段落:それにまつわるエピソードを書きましょう。

ある程度決められた形で表現することを身に付ける。

さらに段階が進むと・・・簡単な物語を創作できるようになります!

ショートストーリーを作ってみる。

【論理力】にもあった「原因」と「結果」を置く

4コマ漫画を完成させることも良いやり方です。

【批判的思考力】

訳すと批判的という名前になっていますが、言い換えると、

根本的なものを問う力のことです。

今までの日本の教育ではそれらの育成が十分にできていませんでした。今後はそのような能力がますます求められると信じられているようで、導入しようとする学校が増えているそうです。

いいことと悪いこと5コずつあげる

「本当にそうかな?」と問う。

良い、悪いと思っていることを、

認知することがまず貴重で、

「本当にそうかな?」という問いかけの言葉で、

思い込みに気づくことができると思います。

いかがですか。

最後あたりは、大人の私たちも、

忘れたくないルールですよね。

幼い頃から、このような視点で物事を考えられる、

習慣から読解力だけでなく、コミュニケーション力も

アップするというのは、とても素晴らしいです。

心を繋げるフィンランドメソッド、

《おうちでできるフィンランドメソッド》

*好きな絵本をテーマに、

大きな紙にマインドマップを作ってみる

*「どうして?」とゲームのように問いかけしてみる

*人物画から想像してみる。

*4コマ漫画を作ってみる

*いいこと悪いこと1つずつあげて、

「本当にそうかなゲーム」してみる

お家でもできそうですよね。

ぜひ、やってみてはいかがでしょうか!

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